ハーフの少女との出逢い

清美食堂の常連客の中に、ある女の子がいました。

日本人とオランダ人のハーフで、ある時お父さんの仕事の都合で、

長崎から門司港に越してきたそうです。

ちゃんぽんが食べたいけど・・・

「お父さんが長崎にいた頃よく食べた、ちゃんぽんが食べたい!

・・・でも、お小遣いが足りない。」と言われ、

子どもの小遣いでも食べれるような、「安価なちゃんぽん」の試作が始まりました。

門司港ちゃんら~誕生!

何度も試行錯誤を繰り返した結果、

ちゃんぽん麺を清美食堂特製和風だしで炊き、それにもやしときゃべつ炒めを乗せた時・・・

ちゃんぽんでもない、ラーメンでもない、うどんでもない、

新しい感覚の麺料理ができあがったのです。

こうして門司港名物「ちゃんら~」が誕生したのです。