【初代 清美食堂の前身】
昭和34年、病気で入院してしまった夫文夫を看病しながら、
献血で血を売ってなんとか生計を立てていた清美。
ある時、近所の方のご厚意で、その家の一部を間借りして、
小さな食堂を始めます。
《当時の清美食堂 開業日》(左)店主:清美
【初代 清美食堂の誕生】
清美の料理は評判を呼び、少しずつ地元で人気の食堂になって行き、
狭いながらも自分の店を開店させることができました。
最盛期は、お店に人が入りきれず、店の奥の自宅の居間や寝室にまで
お客さんを入れて食べてもらっていました。
【看板メニュー「ちゃんら~」】
その頃のいくつもの人気メニューの中のひとつが”ちゃんら~”でした。
安くて美味しい”ちゃんら~”は子どもから大人まで愛され、
清美食堂の代名詞とも言える看板メニューになっていきました。
しかし、時代は流れ、町は錆びれ、人も減り・・・
長男の小浦一優(芋洗坂係長)は家業を継がず、芸能の道を目指し上京。
その後、1999年、地元の方々に惜しまれつつも
清美食堂は閉店してしまいました。
【清美食堂の看板メニュー「門司港ちゃんら~」復活!】
それから15年の時を経て2014年1月、
長女・範子と長男・一優(芋洗坂係長)が力を併せ、
清美食堂を復活させるため動き出しました。
それが“二代目清美食堂“です。